ローライダーSTも対象に。ハーレー4車種1285台がブレーキパイプでリコール
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この記事のバイク
Harley-Davidson Low Rider ST
朝いちで開いたバイクニュースの見出しに「ローライダーST」が並んでいて、コーヒーを持つ手が止まりました。ハーレーダビッドソン ジャパンが7月31日に届け出たリコールの対象車種に、うちのロウさんと同じ車名が入っていたんです。
先に結果だけ言うと、わたしのロウさんは対象外でした。ただ、それが分かったのは公式の照会ページに車台番号を打ち込んだあと。車種名を見ただけでは何も決まりません。
項目 | 内容 |
|---|---|
何が起きた | ハーレーダビッドソン ジャパンが、リアブレーキパイプの損傷によるブレーキ液漏れ・制動力低下のおそれでリコールを届出(リコール届出番号 外-4222) |
発売時期・実施時期 | 2026年7月31日 届出/同日リコール開始 |
対象モデル・エリア | ストリートボブ/ローライダーST/ローライダーS/ヘリテイジクラシック(日本国内・計1,285台) |
価格帯 | 改善措置は無償(リコールのためオーナーの費用負担なし) |
一次ソース | |
ミツキ視点 | 対象4車種はどれもソフテイル系。車体まわりを共有する仲間なので、ロウさん乗りには完全に自分ごとの話 |
何が起きたのか
不具合の部位はリアブレーキパイプです。パイプが損傷してブレーキ液が漏れると、リアブレーキの効きが落ちる。最悪の場合は制動力の低下につながる、というのが今回の届出内容です。
改善措置は対象車すべてで共通です。BCMキャディ(車体の電装ユニットを保持するブラケット)を対策品に交換したうえで、固定クリップを追加する。あわせてブレーキパイプを点検し、損傷していれば新品に交換します。パイプだけを替えるのではなく、パイプが当たっていた側の部品を作り直すのが本筋、という対応ですね。

え、マジで? リアブレーキって普段そんなに意識しないぶん、効かなくなって初めて気づくやつじゃん…
対象は4車種1,285台
車種 | 対象台数 |
|---|---|
ストリートボブ(型式 8BL-YJ9) | 683台 |
ローライダーST | 303台 |
ローライダーS | 227台 |
ヘリテイジクラシック | 72台 |
合計 | 1,285台 |
ストリートボブの車台番号は 5HD1YJ950SS025027〜5HD1YJ95XTS023125 の範囲です。ほかの3車種の車台番号と製作期間は国土交通省の届出一覧表に載っているので、そちらで確認してください。
自分のバイクが対象かを確かめる手順
- 車台番号を控える: 車検証に記載があります。車体側はステアリングヘッドの刻印を見れば分かります。
- 公式の照会ページに入力する: ハーレーダビッドソン ジャパンのリコール照会に車台番号を入れると、その個体が対象かどうかが出ます。
- 対象だったら正規ディーラーへ連絡: 改善措置の費用は無償。入庫の予約を取ります。
- 不安なら電話で聞く: ハーレーダビッドソン ジャパンの窓口は 0800-080-8080 です。
ここで一番伝えたいのは、年式や車種名で決めつけないこと。同じローライダーSTでも生産時期で対象と対象外が分かれます。わたしのロウさんは2024年式で、照会したら範囲の外でした。でも入力するまでは何も分かっていなかった。
ハーレーはこの1か月で3件目
今回は1,285台ですが、7月はこれが最初ではありません。7月8日にも2件が届け出られていて、スポーツスターSのアッパートリプルクランプ強度不足が2,569台、ロードグライドなど7車種のエアクリーナー成形不良によるエンジンオイル漏れ・噴出が1,574台。この2件で4,143台でした。
そこに今回の1,285台が乗るので、7月だけで5,000台を超えています。台数の多さは輸入台数の話でもあるので、それだけで良し悪しは言えません。ただ「先月照会したから今月は関係ない」とは考えないほうがいい、というのは今回よく分かりました。

リコールは届出のたびに対象が変わるから、前に照会して大丈夫でも、今回また対象になってることがあるよ。
リアブレーキの異変に自分で気づくポイント
対象でも対象外でも、リアブレーキの様子見は自分でできます。わたしが週末に見ているのはこのあたり。
- ペダルの踏みしろ: いつもより深く踏まないと効かない感じがしたら要注意。
- リザーバータンクの液面: パッドが減っても下がりますが、急に減ったときは漏れを疑う。
- パイプまわりの湿り: ブレーキ液が滲むと、その部分だけホコリが濡れて黒っぽく固まります。
- 停めた場所の床: ガレージの床に点々と染みが落ちていないか。ロウさんは真っ黒な車体なので、床のほうが変化に気づきやすい。
異常を見つけたら、そこから先はショップです。ブレーキは自分でどうにかしようとしていい場所じゃない。ここは本当に大事なポイントで、迷ったら乗らずに電話するのが正解だと思っています。
まとめ
対象は4車種1,285台、改善措置は無償、そして判定は車台番号でしかできない。この3つだけ持ち帰ってもらえれば十分です。わたしは今回対象外でしたが、来週ロウさんを点検に出すので、ついでにリアまわりも見てもらうことにしました。ブレーキで後悔するのだけは避けたい。
もっと知りたい人へ
- 国土交通省:リコールの届出について(ハーレーダビッドソン ストリートボブ 他) — 対象車種・車台番号・台数の一次情報
- ハーレーダビッドソン ジャパン:リコール照会 — 車台番号を入れて自分の個体が対象か確認できる
- ハーレーダビッドソン ジャパン:リコール・サービスキャンペーン情報 — 過去分を含む届出の一覧
- 国土交通省:リコール・改善対策の届出(令和8年分) — メーカー横断で最新の届出を追える
📝 参照元
よくある質問
自分のハーレーがリコール対象かどうかはどう調べればいいですか?
ハーレーダビッドソン ジャパンのリコール照会ページに車台番号を入力すると確認できます。車種名や年式だけでは判断できません。
リコールの修理費用はかかりますか?
リコールの改善措置は無償です。正規ディーラーに連絡して入庫の予約を取ってください。
対象車に乗り続けても大丈夫ですか?
ブレーキに関わる不具合なので、対象なら早めの入庫が安全です。ペダルの踏みしろの変化やブレーキ液の急な減りに気づいたら、乗らずに相談してください。
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執筆・編集: GARAGE 3 編集部
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