プラスビスがナメたときの救世主!回せなくなったネジを外す専用工具の使い方

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この前カブちゃんのキャリアを外そうとしてたら、プラスビスの十字穴が半分以上ナメてるのを発見してしまって。
「あーこれ、素直に回るわけないやつだ」ってなった瞬間の焦り。バイク乗りならたぶん一度は経験してると思う。無理やりドライバーを押しつけてゴリゴリ回そうとしたら、さらにひどくなって焦った経験がある(笑)。

そういう「プラスビスがナメたとき」にめちゃくちゃ頼りになる専用工具がちゃんとあるって話、知ってほしいんだよね。
プラスビスがナメる原因って何?
十字穴(プラス穴)がナメる原因は主に3つあります。
- ドライバーのサイズが合っていない:十字穴は1〜3番の3サイズがあり、ビスの穴に対してドライバーが小さいと、回転力が穴の角に集中してつぶれやすくなる
- カムアウト現象:プラスの十字穴は先端に向かってテーパー状に細くなっているため、回す力を加えるとドライバーが穴から浮き上がろうとする力が生まれます。押し付けが足りないとドライバーが滑り、穴をつぶしてしまう
- 長期間の固着:錆・腐食・熱などで固着したビスに無理な力をかけると穴が崩れる
旧車や長く乗っているバイクは特にこのリスクが高いです。外装パーツのビスは見えにくい場所にあることも多くて、気づいたら半ナメ状態だったということはよくある話。ロウさんもハチも、年数が経つにつれて要注意な箇所が増えてきた気がする。
ナメたビスに使える専用工具3選
① ネジザウルス(プライヤー型)
頭が残っているビスを側面からがっちりつかんで回す工具。エンジニア社の「ネジザウルス」シリーズが有名で、ガレージに1本あると安心。プラス穴が完全につぶれていても使えるのが強みです。わたしも愛用してて、過去に何度か助けられてる。
② なめたネジはずしビット
電動ドライバーに装着するドリル+エキストラクター一体型ビット。ANEX(アネックス)の「なめたネジはずしビット」シリーズが代表的で、正回転で下穴をあけた後、逆回転でエキストラクター部が食い込んでビスを抜く仕組みです。サイズは赤(M2.5〜3)・黄(M3.5〜5)・緑(M6〜8)の3種があり、ビスに合わせて選びます。比較的低コストで入手でき、電動ドライバーがあれば扱いやすい。
③ 逆タップ(スクリューエキストラクター)
ビスの中央に穴をあけ、専用の逆ねじビットを差し込んで左回しで抜く工具。ビスが折れ込んでいる場合にも対応できます。ドリルと組み合わせて使うのでやや上級者向け。電装系や精密な部位には慎重に。
ミツキが最初に試すこと
ナメかけたビスに最初に試すのは「ゴムシート+しっかり合ったドライバー」です。ゴムシート(輪ゴムでも代用可)をビスの頭に当てて押しつけると、摩擦が増えて意外と回ることがある。これでダメならネジザウルス出動、という順序でやってます。
固着が疑われる場合はKURE 5-56(CRC 5-56)などの浸透潤滑剤を吹いて10〜15分待つのが鉄則。焦って力任せにやるのが一番NG。カブちゃんの外装ビスで経験済みです(笑)。

これだけは覚えておいてほしいんだけど、「ネジをナメないための予防」が最強です。ドライバーは必ずビスのサイズに合ったものを使うこと。サイズ違いのまま使い続けると必ずどこかでナメる。ドライバーを1セット揃えておくだけで、メンテの失敗がグッと減るよ。
もうひとつ大事なのが、ドライバーを回すときの力配分。「押し6〜7:回し3〜4」くらいの感覚で、しっかり押しつけながら回すのがコツ。つい回すことに集中しがちだけど、押し付け力のほうが重要なんだよね。
深刻なナメ具合のときや、折れ込んで取れない場合は無理せずショップに相談してね。工具と技術があれば取れるビスも、素人が力任せにやると周辺を傷つけることがあるから、「手に負えない」と言える勇気も大事。
というわけで、工具箱にネジザウルス的な「ナメビス対策グッズ」を1本追加してみて。週末のガレージ作業で、いつかきっと役に立つ日が来るから!
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📝 参照元(※ ソース記事ではANEX製品を中心に紹介。ネジザウルス・逆タップはわたしが普段使っている工具として追加で紹介しています)
よくある質問
ナメたビスは必ず専用工具がないと外せませんか?
軽度のナメなら、ゴムシートをかませたドライバーや潤滑剤(CRC 5-56)で外せることもあります。まず試してから専用工具を検討するのがおすすめです。
ビスが折れ込んでしまった場合はどうすればよいですか?
逆タップ(スクリューエキストラクター)が有効ですが、精密な部位や難しい場合はバイクショップへの依頼をおすすめします。無理に作業すると周辺を傷つけることがあります。

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