デイトナ「DT-S2」発売をきっかけに、ソロ向けを中心にインカム事情をまとめてみた

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目次
ソロツーリング行くとき、インカムってどうしてる?
わたしは普段、B+COM TALKというインカムを使ってる。もともとカブちゃん(Cross Cub 110)で友達とタンデムすることが多くて、最大3人まで話せるインカムとして導入したもの。ソロのときも音楽やナビ音声で活躍してくれてるから、タンデム兼ソロ用として不満はない。
ソロ向けに特化したインカムとしては、サインハウスからB+COM Playがすでに出ていて、通話機能を省いて1万円台前半というポジション。最近はJESIMAIKやFODSPORTSといった中華製インカムも台頭してきていて、1万円前後でグループ通話・IP67防水・バッテリー20時間超というスペックのモデルもある。正直、インカム選びは年々悩ましくなってる。
そんな中、デイトナからソロ向けの新型インカム「DT-S2」が登場した。デイトナのインカムは知人も使っていて「操作がシンプルで音がいい」という評判を聞いてたから、気になるメーカーだったんだよね。やっぱり日本メーカーという安心感もあるし。

デイトナがソロ特化インカムを出してきた! これはチェックしないと。
「1人で使う」に特化したDT-S2
インカムというと「グループツーリングで仲間と話す道具」のイメージが強いけど、DT-S2は完全に1人用。音楽・ナビ音声・電話をストレスなく楽しむためのソロライダー向けモデルです。
インカム通話(ライダー同士の通話機能)は非対応で、その分ソロで使う機能に絞り込んである。操作がシンプルになるし、価格も抑えられるという設計思想。
スペックをまとめるとこんな感じ。
- 価格: 13,200円(税込)
- Bluetooth 5.1
- 連続使用: 15時間以上
- 防水防塵: IP67相当
- 本体重量: わずか30g
- 充電: USB Type-C
- スピーカー: シルクダイヤフラムスピーカー+専用イコライジング
- マイク: ワイヤー型標準装備(ブーム型は別売り)
- スマホアプリでファームウェア更新対応
バッテリー15時間以上なら丸一日のロングツーリングでも余裕だし、IP67なら突然の雨でも安心。シルクダイヤフラムスピーカーで「業界トップクラスの音圧」を謳ってるのも気になるところ。ただ、ヘルメット内の音質はスピーカー素材よりも耳との位置関係(フィット)の影響が大きいという意見もあるので、このへんは実機で確かめたいところ。
先行するB+COM Playとの違い
ソロ向けインカムとしてはサインハウスのB+COM Playがすでに市場にある。価格帯もほぼ同じなので、比較が気になるところ。
- B+COM Play: 13,970円 / BT5.1 / バッテリー最大12時間 / アプリで音質カスタマイズ / ワイヤーマイク付属
- DT-S2: 13,200円 / BT5.1 / バッテリー15時間以上 / シルクダイヤフラムスピーカー / ワイヤーマイク付属
どちらもワイヤーマイク付属・IP67防水・アプリ対応と、基本的な装備は揃ってる。ソロ利用で実際に差が出るのは、正直なところバッテリーだと思う。15時間 vs 12時間で、3時間の差は日帰り300km超のロングツーリングで効いてくる。
スピーカーの素材差(シルクダイヤフラム vs 標準40mm)は気になるところだけど、走行中は風切り音が支配的だから、素材よりも「十分な音量が出るか」のほうが実用上は大事。このへんはDT-S2が新製品なので実機レビューが出揃うのを待ちたいところ。
B+COM Playは2022年発売で実績があり、サインハウスのアプリエコシステム(U appでスピーカー最適化)も強み。DT-S2はバッテリーで実用的なアドバンテージがある。

ソロインカム選びで大事なのは、バッテリー・防水・操作性。音質は「思ったより気にならない」という声も多いので、スペック表の音質欄だけで決めないほうがいいかも。
操作がシンプルなのも推しポイント
グループ向けインカムは機能が多い分、ボタンも多くて走りながら操作するのが大変なことがある。グローブしたままだとなおさら。DT-S2は「ソロで使う機能だけ」に絞ってあるから、操作がシンプルにまとまってるみたい。グローブ操作を前提としたボタンレイアウトになってるのもポイント。
ヘルメットへの取り付けも気になるところで、わたしはカブちゃん乗るときは比較的コンパクトなメット、ロウさん(Low Rider ST)で長距離のときはフルフェイスを使ってるから、両方で使い回せるならなお嬉しい。
「中華製インカム」という選択肢
最近はJESIMAIKやFODSPORTS、LEXINといった中華メーカーのインカムもかなり力をつけてきてる。たとえばJESIMAIK H6は、約13,000円で最大6人通話・通信距離1,600m・IP67防水・バッテリー最大25時間というスペック。デュアルチップ搭載モデルまで登場していて、日本製ミドルクラスと機能的にはかなり肉薄してる。
ただ、中華製の課題はやっぱりサポート面。基本的に日本語サポートがなく、初期不良時の対応がメールのみ(しかも英語)というケースが多い。ツーリング先でトラブったときに頼れる窓口があるかどうかは、安心感に直結する部分だと思う。
「コスパ重視で機能盛りだくさん」なら中華製、「操作のシンプルさと日本メーカーの安心感」ならDT-S2やB+COM Play。このへんは何を優先するかで変わってくる。
「やっぱりグループで使いたい」人はこっち
「ソロじゃなくて仲間と通話したい」という人もいると思う。デイトナからはグループ対応モデルも出てるので、そちらもチェックしてみて。

デイトナのインカムは操作がシンプルで評判がいいから、グループ向けも要チェック。
- DT-E2(29,700円)— 最大6人接続、Bluetooth 6.0(Qualcomm QCC3095チップ)搭載。2026年3月発売の新モデルで、MEMSマイク採用による風切り音対策が特徴。ボタン1つで接続・通話開始できるシンプル設計
- DT-02(37,400円)— 最大8人接続、通信距離最大1,500m。Bluetooth 5.4デュアルチップ搭載のフラッグシップ。専用アプリからイコライザー設定もできて、通話しながら音楽も聴けるバックグラウンドミュージック機能付き
どちらもIP67防水・バッテリー12時間以上と、ツーリングでガシガシ使える設計。DT-S2でインカムデビューして、そのうちグループ用が欲しくなったらステップアップするのもアリだと思う。
インカム選び、結局何が大事?
ソロ向けインカムの選択肢がここ数年でかなり増えた。中華製の台頭で価格競争も進んでるし、日本メーカーもソロ特化モデルを出してきてる。
いろいろ調べてみて思ったのは、ソロ利用で本当に大事なのはバッテリーの持ち・防水性能・操作性という、わりと地味な部分だということ。音質は「走行中は風切り音があるから、思ったより気にならない」という先輩ライダーの声も多かったのが印象的。
わたしはB+COM TALKをカブちゃんのタンデム用に愛用してて、ソロのときもそのまま使えてるから買い替える予定はないんだけど、もしこれからソロ専用で1台目を選ぶなら、DT-S2はかなり有力だと思う。13,200円で日本メーカー・バッテリー15時間は、ソロ用として説得力がある。
まとめ

というわけで、デイトナの新型ソロ向けインカム「DT-S2」をきっかけに、2026年のインカム事情をまとめてみました。
インカム選びは価格もスペックも選択肢が増えて悩ましくなってるけど、「自分の使い方に合ったもの」を選ぶのが一番。ソロ派ならDT-S2やB+COM Play、タンデムや少人数ならB+COM TALK、大人数グループならDT-E2やDT-02。それぞれの使い方に合わせてチェックしてみて。
ソロツーリングの安全装備といえば、以前紹介したソロライダー向け緊急通報サービスも合わせてチェックしてみてね。
📝 参照元
よくある質問
DT-S2はグループ通話(インカム通信)に対応していますか?
DT-S2はソロ向け設計のため、ライダー同士のインカム通信には対応していません。グループ通話が必要な場合はDT-E2(最大6人)やDT-02(最大8人)がおすすめです。
DT-S2のバッテリーは1日のツーリングで持ちますか?
連続使用15時間以上なので、丸一日のロングツーリングでも十分持ちます。充電はUSB Type-Cです。
雨の日でもDT-S2は使えますか?
IP67相当の防水防塵性能があるので、突然の雨でも安心して使用できます。

最後まで読んでくれてありがとう! 気になることがあれば、他の記事もチェックしてみてね。
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