チェーン交換でカシメに失敗しない!ジョイント式との違いと押さえておきたいコツ


この記事のバイク
Suzuki GSX-8R
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最近ハチのチェーン交換時期が近づいてきて、カシメ作業について改めて調べてたんだけど、けっこう奥が深い。ミツキです。
チェーン交換って頻繁にやる作業じゃないから、いざやるとなると「あれ、これどうだっけ?」ってなることがある。今日はチェーン交換のときに意外とやりがちなカシメ失敗について、整理してみようと思う。
ドライブチェーンには「クリップジョイント式」と「カシメ式」がある
まず基礎知識として。バイクのドライブチェーンには、ジョイント(継ぎ目)の接続方法によって大きく2種類ある。
クリップジョイント式(クリップ式)
クリップで留めるタイプ。着脱が比較的簡単で、小排気量のバイクによく使われる。カブちゃん(Honda Cross Cub 110)のような原付二種でもおなじみ。クリップの向きさえ間違えなければ扱いやすいのが特徴。
カシメ式(かしめ式)
プレートのピンを専用工具で押し広げて固定するタイプ。より高い強度が出せるため、中〜大排気量のバイクに多い。ハチ(Suzuki GSX-8R)はこちら。工具が必要な分、慣れないうちは少しハードルが高く感じる。

カシメ式は工具さえあればDIYできるけど、「ちゃんとできてる?」って毎回不安になるよね。コツを知ってるだけで安心感がぜんぜん違うよ。
カシメに失敗するとどうなるの?
カシメ作業がうまくいかないと、主に2つのパターンになる。
- 横ガタが出る(カシメ不足):固定が甘い状態。走行中にリンクが横方向にブレて、スプロケットへのダメージや、最悪チェーン脱落のリスクがある。
- リンクが硬く渋くなる(カシメ過剰):その箇所だけ動きが悪くなり、チェーンがスムーズに回らない。振動や異音の原因になる。
どちらも走行中に問題が起きる可能性がある。「とりあえずやってみた」では済まない、安全に直結する作業。
カシメをきれいに仕上げる4つのポイント
1. 専用工具を使う
チェーンカッター(カシメ工具)は必ず使うこと。工具のネジ部分にモリブデングリスを塗っておくと滑りが良くなって作業しやすいし、工具の寿命も延びる。力の加減が難しい方法で代用するのは失敗リスクが高い。
2. カシメ量はメーカー指定値に合わせる
カシメ後のピン先端の広がり具合は、チェーンメーカーの指定値に合わせるのがベスト。元のカシメ量を参考にしながら仕上げるのもひとつの方法。ノギスで計測するとさらに正確に仕上がる。
3. カシメ後にリンクの動きを確認する
カシメ後はそのリンクを手で曲げて、ほかのリンクと同じくらいの動きかチェックする。硬さを感じたら、チェーンオイルをさしながら軽く動かして馴染ませる。改善しなければやり直しを。
4. クリップの向きを忘れずに(クリップジョイント式の場合)
カブちゃんのようなクリップジョイント式では、クリップの開口部が進行方向の逆(後方)になるよう取り付ける。これを逆にすると走行中に外れる危険がある。ワイヤーリングで補強する方法もあるので、心配な人は検討してみて。
不安なときはショップに相談してほしい
チェーン交換はDIYでできる作業だけど、安全に直結するパーツなので「できたか不安」という状態で走るのは絶対にやめてほしい。
特に初めてやる場合は、ショップで交換してもらいながら作業を見学させてもらうのもおすすめ。「自分でもやってみたい」と正直に伝えると、丁寧に説明してくれるスタッフさんも多い。

工具への初期投資はあるけど、「自分でできた」という安心感は大きい! まずはショップで手順を見せてもらうのもありだよ。
まとめ
というわけで、ドライブチェーン交換時のカシメ・ジョイント作業についてまとめてみた。要点はこのふたつ。
- カシメ不足(横ガタ)も過剰(渋い動き)もNG。専用工具で丁寧に仕上げる。
- クリップジョイントはクリップの向きを必ず確認。開口部は進行方向の後ろ側。
チェーンはバイクの駆動に直結するパーツ。「なんか変だな」と感じたら、走る前に確認するクセをつけてほしい。張り調整もセットで見ておくと安心だよ。あわせてチェーンの張り調整の記事もチェックしてみてね!
📝 参照元
よくある質問
チェーンのカシメ式とクリップジョイント式の違いは何ですか?
カシメ式は専用工具でピンを押し広げる固定方法で中〜大排気量に多く、クリップジョイント式はクリップで留める方法で小排気量のバイクに多く使われます。
チェーン交換は初心者でも自分でできますか?
専用工具と正しい手順があれば可能ですが、安全に直結するパーツなので初めての場合はショップで作業を見学させてもらうのがおすすめです。
チェーン交換の目安はどのくらいですか?
チェーンの伸びが規定値を超えたとき、または日常的な目視チェックで摩耗が確認できたときが交換の目安です。車種やチェーンの種類によって異なるので、メーカーの推奨値を確認しましょう。スプロケットとセット交換が推奨されます。

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執筆・編集: GARAGE 3 編集部
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