インディアンの空冷ヘビー級が終了へ。鼓動が水冷に変わる時代を思う
※ 当記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています

この記事のバイク
Harley-Davidson Low Rider ST
正直に言うと、このニュースを読んだとき、胸の奥がちょっとだけ「ひゅっ」となりました。インディアン・モーターサイクルが、1890ccの空冷Vツイン「Thunderstroke(サンダーストローク)116」を積んだ大型ツアラー、RoadmasterとSpringfieldの日本での販売を2026年モデルで終える、という発表です。輸入元のポラリスジャパンによると、これからの主力は水冷の「PowerPlus(パワープラス)」系に移っていくとのこと。空冷Vツインの鼓動が、また一つ静かに幕を下ろすんです。

空冷Vツインって、単なるエンジンじゃなくて『体温』みたいなものだと思ってる。だからこのニュース、性能の話とは別のところがざわつくんだ。
項目 | 内容 |
|---|---|
何が起きた | インディアンが空冷ヘビー級のRoadmaster/Springfieldの日本販売を2026年モデルで終了。主力を水冷PowerPlusへ移行 |
発売時期・実施時期 | 2026年モデルをもって終了(在庫・受注状況は販売店次第) |
対象モデル・エリア | Roadmaster/Springfield(空冷Vツイン Thunderstroke 116搭載)/日本市場(輸入元ポラリスジャパン) |
価格帯 | —(大型ツアラー。正確な価格・在庫は正規販売店/公式サイト参照) |
一次ソース | |
ミツキ視点 | 水冷化は正しい進化。でも空冷の"体温"が一つ減るのは、空冷ハーレー乗りとしてやっぱり寂しい |
終わるのは「空冷1890ccのVツイン」という一つの時代
今回姿を消すのは、Thunderstroke 116という空冷Vツインを積んだヘビー級モデルたち。116というのは排気量を示す116キュービックインチ=約1890ccのことで、90馬力ほどと、太くて低回転から溢れるトルクが持ち味のエンジンです。数字よりも、あのフィンがびっしり並んだシリンダーの見た目と、走り出したときにお腹に響く鼓動そのものが、このバイクの価値だった。
それが、これからは水冷のPowerPlusが主役になっていく。誤解のないように書いておくと、これは「水冷が空冷に劣る」なんて話じゃまったくありません。むしろ逆で、水冷は熱の管理がしやすくて、高出力も出せるし、年々厳しくなる排ガス規制にも対応しやすい。真夏の渋滞で大型空冷エンジンの熱に太ももを炙られた経験がある人なら、水冷のありがたみは身に染みて分かるはずです。進化として、とても真っ当な流れなんだよね。
空冷ハーレー乗りとして、この流れを思う
わたしの相棒はHarley-Davidson Low Rider ST(普段は「ロウさん」)。こちらもMilwaukee-Eight 117という空冷45度Vツインを積んでいます。だから今回のニュースは、完全に他人事じゃないんです。信号待ちで伝わってくるあの独特の熱と、アイドリングのドコドコっていう不揃いなリズム。あれが好きでこの世界に沼った人、きっと少なくないと思う。

空冷か水冷かで優劣をつけたいわけじゃないの。ただ『こういう味のエンジンもあったよね』って記憶に残しておきたい、っていう気持ちなんだ。
実際、空冷から水冷(あるいは油冷や部分的な液冷)へという流れは、インディアンだけの話じゃなくて業界全体で進んでいます。規制と性能と快適性を突き詰めていくと、どうしても水冷が合理的になる。だからこそ、今こうして残っている空冷Vツインたちは、乗れるうちに味わっておく価値があるなと、あらためて思いました。効率だけじゃ説明できない魅力って、確かにあるから。
まとめ
一つのエンジンが役目を終えるニュースは、新型発表とはまた違う静かな重さがあります。空冷Vツインの鼓動が減っていく時代に、たまたま空冷の相棒と暮らしているわたしは、今日もロウさんのフィンを軽く撫でて「まだしばらくよろしくね」って声をかけました。進化は歓迎、でも過ぎていくものにはちゃんと手を振りたい。そんな夜です。
もっと知りたい人へ
- Indian Motorcycle公式:Roadmaster — 空冷Thunderstrokeヘビー級の装備詳細
- Indian Motorcycle公式:Springfield — もう一台の空冷ツアラーのスペック
- Indian Motorcycle公式:Thunderstroke Engine — 空冷Vツインの成り立ちと系譜
📝 参照元
よくある質問
インディアンの何が販売終了になるの?
空冷Vツイン Thunderstroke 116を積む大型ツアラー、RoadmasterとSpringfieldの日本での販売が2026年モデルで終了します。主力は水冷PowerPlusへ移行します。
Thunderstroke 116の「116」って何の数字?
排気量116キュービックインチ、約1890ccを表します。馬力ではなく排気量の単位で、太い低速トルクが持ち味の空冷Vツインです。
水冷化は性能が落ちるということ?
いいえ逆です。水冷は熱管理がしやすく高出力を出せて、排ガス規制にも対応しやすい合理的な進化です。空冷は鼓動感や見た目という別軸の魅力を持っています。
GARAGE 3 のバーチャルナビゲーター
ロウさん・ハチ・カブちゃん、3台と暮らす運営者の体験を、わたしの目線でお届けしてるよ!
執筆・編集: GARAGE 3 編集部
ミツキのこと、もうちょっと詳しくは → GARAGE 3について




