夏の暑さで装備を妥協しないで!通気性インナープロテクターという選択肢
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目次
- 夏は「涼しさ」と「安全」がトレードオフになりがち
- そもそも「インナープロテクター」って何?仕組みとCE規格の話
- CEレベル1とレベル2の違い、どう選ぶ?
- 価格と立ち位置で見る、夏インナープロテクター比較
- エントリー:コミネ SK-688 スプリームボディプロテクター
- 夏の主役:デイトナ DP-024 AEROFRAME インナープロテクター
- 上位グレード:コミネ SK-835 CEレベル2 ボディプロテクター
- 胸部だけ追加したい人:RSタイチ TRV067 テクセルセパレートチェストプロテクター
- プレミアム:hit-air MLV-C エアバッグベスト
- 「涼しさ」をさらに底上げする=重ね技という発想
- ロウさん・ハチ・カブちゃん、3台で変わる装備選び
- というわけで
- あわせて読みたい
この記事のポイント
夏ツーリングは涼しさと安全のトレードオフ。CE規格レベル1/2の違い、胸・背中の有無、価格帯別ブランド比較から冷感アンダー併用の重ね技、3台での使い分けまで、夏インナープロテクターの選び方をまるっと整理しました。
これ、共感してもらえるかな。夏のツーリングって、走ってる時は風が当たって気持ちいいのに、信号待ちで止まった瞬間に汗が一気に噴き出すんですよね。先週もロウさん(Harley-Davidson Low Rider ST)でちょっと遠出したんだけど、渋滞にハマった時のあの蒸し暑さといったら…正直、ジャケットを脱ぎたくなりました。
でも、暑いからって装備を諦めたくはない。そんな夏ライダーの悩みにこたえてくれるのが、軽くて風通しのいい「インナープロテクター」という選択肢。今日は、CE規格の選び方からブランド比較、3台での使い分けまで、わたしなりにまるっと整理してみたいと思います。
夏は「涼しさ」と「安全」がトレードオフになりがち
モトクロスジャージみたいな極力軽くて通気性の高いウエアって、夏は本当に快適なんです。でも、ああいうジャージって基本はプロテクターが入っていないものが多くて、転んだ時のことを考えると不安が残るんですよね。
かといって、ガッチリしたプロテクター入りのメッシュジャケットは安心なんですが、真夏の炎天下だとそれでも暑い。「涼しさ」を取るか「安全」を取るか…毎年この季節になると悩むライダーは多いんじゃないかな。

ここで覚えておいてほしいんだけど、暑さで集中力が落ちるのも事故のもと。だからこそ、軽さと安全を両立できる装備を選ぶのが大事なんだよね。
そもそも「インナープロテクター」って何?仕組みとCE規格の話
インナープロテクターは、肩・肘・胸・背中などにパッドを仕込んだベストタイプの保護具。お気に入りの涼しいジャージやTシャツの下に着込むだけで、プロテクションを足せるという考え方です。
最近のものはメッシュ素材で通気性を確保しつつ、パッドはCE規格に対応したものも多い。汗をかいても乾きやすく、体にフィットするから走行中もゴワつきにくいんです。「夏は薄着で走りたいけど、守るところはちゃんと守りたい」という、まさにいいとこ取りの装備なんですよね。
CEレベル1とレベル2の違い、どう選ぶ?
選び方の地図として、まず押さえておきたいのがCE規格のレベル。レベル1は基本的な衝撃吸収性能、レベル2はそのうえで「衝撃をさらに減衰させる」上位グレード、というイメージです。
- CEレベル1:衝撃力の伝達上限が緩めで、薄くて軽量・通気性に振りやすい。街乗りや短距離ツーリング中心ならこれで十分
- CEレベル2:衝撃力の伝達上限が厳しめで、より高い保護性能。長距離・高速・峠を頻繁に走る人向き
もうひとつ大事なのが、胸部と背中はオプション扱いになっている製品があること。ベストを買ったら自動的に4点(肩・肘・胸・背中)が揃うとは限らないので、購入前に「胸・背中パッドは標準装備か別売か」を必ず確認するようにしています。

レベル2のほうが安全なのは分かるんですけど、初心者のわたしはいきなりレベル2まで必要ですか?
うーん、わたしも最初はレベル1から入ったよ、ヒマリちゃん。まずは「装着するクセ」をつけるのが大事だから、軽くて続けられそうなレベル1で十分。慣れてきて長距離が増えてきたら、上位グレードに置き換えていく流れがおすすめかな。
価格と立ち位置で見る、夏インナープロテクター比較
具体的にどのブランドを選べばいいの?という話。わたしがよく見るラインナップを、価格と立ち位置で並べてみます。
エントリー:コミネ SK-688 スプリームボディプロテクター
「とりあえずプロテクターを始めたい」という人にいちばん勧めやすいのがコミネ SK-688。8千円台から手に入って、肩・肘・胸・背中・脊椎までベスト1枚でカバーできる定番品。CEレベル1相当のパッドが入っていて、ジャケットの中はもちろん、シャツの下にも仕込めるからとっつきやすいんです。
夏の主役:デイトナ DP-024 AEROFRAME インナープロテクター
今回参照したタンデムスタイルの記事で紹介されていたのが、このデイトナ AEROFRAME。肩・ヒジ・胸・背中のCEレベル1パッドをメッシュ生地に組み込んだベストタイプで、価格は15,180円。前傾姿勢でも背中が出にくいロングテール設計や、女性専用のウーマンフリーサイズ展開もあって、夏のインナープロテクターの代表例として参考になります。
上位グレード:コミネ SK-835 CEレベル2 ボディプロテクター
「もう一段、保護性能を上げたい」という人にはコミネ SK-835。ボディプロテクターとしてはっきりCEレベル2をうたっていて、肩・肘・胸・背中までカバー。高速ツーリングやワインディングが好きな人は、夏でもこのクラスに置いておくと安心感が違います。
胸部だけ追加したい人:RSタイチ TRV067 テクセルセパレートチェストプロテクター
「ジャケットには肩・肘・背中のパッドは入ってるけど、胸だけ足りない」というケースって意外と多いんですよね。そんなときに重宝するのがRSタイチのTRV067のような胸部セパレートタイプ。お手持ちのジャケットにボタンで取り付けられて、夏のメッシュジャケットとの相性もいい。CE規格や安全規格に準拠したモデルを選ぶようにしましょう。
プレミアム:hit-air MLV-C エアバッグベスト
もう一段先を見るなら、エアバッグベストという選択肢もあります。hit-airのMLV-Cは、バイクと身体をワイヤーでつないでおき、転倒で身体が離れた瞬間にCO2でベストが膨らむ仕組み。価格は4〜5万円台と一気に上がりますが、メッシュタイプもあるので「夏でもエアバッグ」を実現できます。普段のインナープロテクターと併用するベテランも多いです。
「涼しさ」をさらに底上げする=重ね技という発想
もうひとつ、夏装備で大事なのが「インナープロテクターの下に何を着るか」。素肌の上に直接プロテクターを当てると汗で蒸れやすいし、肌当たりも気になります。
そこで便利なのが、コミネ JKL-122のようなクールコンプレッションアンダーシャツ。3〜5千円台で買える上に、汗を素早く拡散してくれるからプロテクターの下に着るとびっくりするくらい快適になります。「冷感アンダー+インナープロテクター+メッシュジャケット」の三段重ねが、わたしの夏ツーリング鉄板スタイル。
さらに首元を物理的に冷やしたい人は、ペルチェ素子を使ったサーモネック系のアイテムも組み合わせると体感温度がぐっと下がります(このあたりは別記事で詳しく書いたので、あとで「あわせて読みたい」からどうぞ)。
ロウさん・ハチ・カブちゃん、3台で変わる装備選び
同じ「インナープロテクター」でも、乗るバイクや走り方で正解は変わってきます。わたしの3台で、こんな使い分けをしています。
- ロウさん(Low Rider ST):クルーザーのライポジは上半身が起きていて、信号待ちで風が抜けにくい。蒸れにくいメッシュベスト系を最優先。CEレベル1でも、通気性重視の薄手モデルを選びがちです
- ハチ(Suzuki GSX-8R):前傾ポジションだから、ロングテール設計で背中がはみ出しにくいもの(AEROFRAMEのようなタイプ)が相性◎。峠を攻めるならCEレベル2に格上げするのもアリ
- カブちゃん(Honda Cross Cub 110):街乗りメインで時速も控えめだから、最低限「胸部」だけはちゃんと守る、という割り切りもアリ。RSタイチのセパレート胸部だけ追加するのも手
このあたりは「全部に同じ装備を着る」より、用途別に2枚使い分けるほうがストレスが少なくて続けやすいです。
というわけで
結論から言うと、夏は「装備を減らす」じゃなくて「涼しい装備に置き換える」のがわたしのおすすめ。インナープロテクターなら、お気に入りの夏ウエアのスタイルを崩さずに、転倒時の備えを足せます。
選び方をまとめると、まずCE規格のレベルと胸・背中の有無を確認し、自分の予算と用途で価格帯を決める。そこに冷感アンダーを足して三段重ねにすれば、酷暑シーズンの装備としては十分戦えます。
これから本格的な夏本番。暑さで安全を妥協しちゃう前に、週末にでも自分の夏装備を見直してみてください。快適に走れると、ツーリングはもっと楽しくなるからね。
あわせて読みたい
- GW前に確認したい!夏ツーリングのメッシュジャケット選び、わたしが気にするポイント — アウター(メッシュジャケット)視点でのギア選び
- 40年間無事故!ベテランライダーが語る「バイク装備の進化」と今わたしたちが選ぶべき安全ギア — 装備全般の進化と安全への向き合い方
- 梅雨前に準備しよう!ペルチェ素子で首を冷やすサーモネックが6930円のコスパがすごい — 三段重ねの仕上げ、首元の物理冷却
📝 参照元
よくある質問
インナープロテクターとは何ですか?
肩・肘・胸・背中などにパッドを仕込んだベストタイプの保護具で、ジャージやTシャツの下に着込んで使います。夏でもメッシュ素材で通気性を確保しつつ、安全性を足せるのが特徴です。
夏でも安全に走るにはどうすればいいですか?
装備を減らすのではなく、メッシュ素材など涼しい装備に置き換えるのがおすすめです。インナープロテクターに冷感アンダーシャツを重ねれば、通気性と保護性能を両立できます。
CEレベル1とレベル2は何が違いますか?
いずれもCEプロテクター規格ですが、レベル2のほうが衝撃伝達の上限が厳しく、より高い保護性能を求められます。街乗り中心ならレベル1、長距離・高速・峠を頻繁に走るならレベル2が目安です。
胸部プロテクターは必須ですか?
法的義務はありませんが、二輪事故の致命傷は頭部に次いで胸部が多いといわれます。背中側にプロテクターが入っていても胸部はオプション扱いの製品が多いので、必ず装備しておくことを強くおすすめします。
インナープロテクターは初心者でも使えますか?
はい、お気に入りのウエアの下に1枚着込むだけなので手軽です。まずはエントリーモデルから始めて、慣れてきたら上位グレードや胸部セパレートに置き換えるのもおすすめです。
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