チューブ?チューブレス?知っておきたいタイヤの違いと日常点検3つ
※ 当記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれています
この記事のポイント
ダンロップがモンキー・ゴリラ向けチューブレスタイヤ「TT100」を発売。これを機に、チューブとチューブレスの構造の違いと、空気圧・溝・ひび割れという日常点検3つを、Cross Cub乗りのミツキが基礎からまとめました。
この前ガレージでカブちゃん(Honda Cross Cub 110)のタイヤをじーっと眺めてたら、ふと「そういえばカブちゃんってチューブタイヤなんだよなあ」って思い出したんです。きっかけは、ダンロップが旧モンキーやゴリラ向けのチューブレスタイヤ「TT100」を公式オンラインストア限定で出したっていうニュース。ミニバイクのタイヤ事情って意外と奥が深いから、今日は「チューブタイヤとチューブレスタイヤ」の話と、日常のタイヤ点検について共有させてください。

タイヤはバイクが地面と触れてる唯一の場所。ここの点検、実はいちばん大事だったりするんだよね。
チューブタイヤとチューブレスタイヤ、何が違う?
今回のTT100は、マン島TTレースで活躍した伝統的なパターンを採用したタイヤで、サイズは3.50-8。旧モンキーやゴリラなどの8インチホイールで、チューブレス化のカスタムをした車体に対応するモデルなんだそうです。つまり「チューブレス」がキーワード。
ざっくり言うと、チューブタイヤはタイヤの内側にチューブ(風船みたいな袋)が入っていて、そこに空気を入れる方式。スポークホイールの車体やカブ系、オフロード車に多いです。チューブレスタイヤはチューブがなく、ホイールとタイヤで直接空気を保持する方式。キャストホイールの車体に多いですね。
わたしの3台でいうと、カブちゃんはチューブタイヤ、ロウさん(Harley-Davidson Low Rider ST)とハチ(Suzuki GSX-8R)はチューブレス。同じ「タイヤ点検」でも、方式によって気をつけるポイントが少し変わってくるんです。
ちなみに「なぜスポークホイールはチューブが多いのか?」って、わたしも最初は不思議だったんです。答えは構造にあって、スポークがハブとリムをつないでいる関係で、リムの内側にスポークを固定するニップル穴が空いているんですね。この穴があると空気が抜けちゃうから、内側にチューブを入れて気密を確保している、という仕組み。逆にキャストホイール(アルミなどで一体成形されたもの)は穴が空いていないので、リムとタイヤのビードだけで空気を保てる。旧モンキーみたいに8インチキャストホイールに換装している車体は「見た目はモンキーのままでチューブレス化」ができるわけで、TT100がまさにそこ狙いっていうのは、なるほどねって感じです。

わたしのメグロ(Kawasaki Meguro S1)もスポークホイールだから、たぶんチューブタイヤですよね? 違いを気にしたことなかったです…!
ヒマリちゃんのメグロS1、たぶんチューブタイヤで合ってると思うよ。スポークだとチューブ入りが多いんだよね。難しく考えなくて大丈夫、まずは自分のバイクがどっちか知っておくだけで十分だから。
TT100ってどんなタイヤ?マン島の血を引くパターン
ちょっと寄り道して、今回のTT100そのものにも触れさせてください。名前の由来はマン島TTレースで栄光を刻んだと言われる伝統的なトレッドパターン「T100」。マン島TT(Isle of Man Tourist Trophy)は1907年からイギリス・マン島で開催されている公道レースで、歴史の長さで言えば世界屈指なんじゃないかな。そのレースで実績を残したパターンを、今回の8インチサイズ向けに落とし込んだのが本作、というわけです。
スペックは3.50-8 46J、標準リム幅は2.15インチ。46Jっていうのは、荷重指数46(対応荷重の目安)と速度記号J(100km/hまで対応)を表していて、小さなミニバイクとはいえ、普通に街を走る速度域はきちんとカバーできる仕様になっています。ダンロップの公式オンラインストア限定っていう売り方もちょっと粋で、「往年のパターンを大事にする層に、まっすぐ届けたい」っていう気配が伝わってきます。カスタム界隈でモンキー・ゴリラは今も愛されているし、こういう選択肢が増えるのは素直に嬉しいなあって思うんです。
日常のタイヤ点検、まずはこの3つ
方式が違っても、基本の点検ポイントは共通です。わたしがいつも見てるのはこの3つ。
1. 空気圧:これがいちばん大事。空気圧が足りないと、燃費もハンドリングも悪くなるし、最悪バーストの原因にもなります。とくにチューブタイヤは自然に少しずつ空気が抜けやすいので、こまめにチェックを。指定空気圧は車体やチェーンカバーのラベル、取扱説明書に書いてあるよ。
2. 溝の深さ(スリップサイン):タイヤの溝の中に「スリップサイン」っていう出っ張りがあって、そこまで摩耗したら交換時期。三角マーク(△)がタイヤの側面にあるので、その延長線上を見ると見つけやすいです。
3. ひび割れ・異物:ゴムの側面にひび割れがないか、溝に釘やガラス片が刺さってないかをチェック。ひび割れは経年劣化のサインで、走行距離が少なくても年数が経つと出てきます。

空気圧は月イチ、できれば2週間に1回くらい見ておくと安心。走る前のひと手間で、防げるトラブルってけっこう多いんだよ。
ちなみにわたしの3台の場合、ロウさんとハチはキャストホイールでチューブレスだから、ゲージ付きの空気入れでスッと圧を測って、抜けてたら足す、というシンプルな作業で終わります。カブちゃんはチューブタイヤでスポークホイール、しかも17インチのわりに空気の抜けが体感できやすいので、地面すれすれまでしゃがんで「シューッて漏れてる音してないよね」って耳で確認してから空気圧を測るクセがついています。電装系のカスタムは苦手だから触らないけど、こういう機械的な整備は自分でやる派なので、月イチのタイヤ点検はちょっとした儀式みたいで、じつは楽しみだったりします。
パンクしたときの違いも知っておこう
チューブとチューブレスで大きく違うのが、パンクしたときの挙動。チューブレスは釘が刺さってもいきなり全部の空気が抜けにくく、じわじわ抜けることが多いです。一方チューブタイヤは、チューブに穴が開くと比較的一気に空気が抜けやすい。だからカブちゃんみたいなチューブ車は、なおさら日頃の空気圧チェックが効いてくるんです。
ちなみに、タイヤ交換そのものはビードを落としたり組んだりで意外と力とコツがいる作業。わたしも普段の点検は自分でやるけど、交換はショップにお願いすることが多いです。無理して自分でやってタイヤやホイールを傷めるより、プロに任せたほうが結果的に安上がりなこともあるからね。不安なところは遠慮なくショップに相談してみて。
実は前にカブちゃんのパンク修理の話も書いたことがあって、あれはあれで大変でした。チューブを引っ張り出してパッチを当てる作業は、慣れないと1本1時間コース。しかもチューブに一箇所でも穴が空いたら、そのチューブは基本的に交換扱いになるので、予備のチューブを1本ガレージに常備しておくとかなり安心です。チューブレス側は、応急用のパンク修理キット(栓を打ち込む方式のもの)で外側からサクッと直せることが多いので、リアシートのちっちゃいバッグに忍ばせている人も多いはず。方式ごとに「もしものときの備え」の選び方が変わってくる、っていうのは覚えておくと出先でも慌てずに済みます。
まとめ
というわけで、今日は「まず自分のバイクがチューブかチューブレスか知る」「空気圧・溝・ひび割れの3点を日常的に見る」っていう話でした。新しいタイヤの選択肢が増えるのは、カスタム好きにとっても嬉しいニュース。週末、走り出す前にちょっとしゃがんでタイヤをのぞいてみて。愛車がいつもより気持ちよく走ってくれるはずだよ。
📝 参照元
よくある質問
チューブタイヤとチューブレスタイヤの違いは?
チューブタイヤは内部のチューブに空気を入れる方式でスポークホイール車に多く、チューブレスはホイールとタイヤで直接空気を保持する方式でキャストホイール車に多いです。
タイヤの空気圧はどれくらいの頻度で見ればいいですか?
月に1回、できれば2週間に1回のチェックがおすすめです。とくにチューブタイヤは自然に空気が抜けやすいのでこまめに確認しましょう。
タイヤの交換時期はどう判断しますか?
溝の中の「スリップサイン」まで摩耗したら交換時期です。側面の三角マーク(△)の延長線上を見ると確認できます。ひび割れがある場合も交換を検討しましょう。
GARAGE 3 のバーチャルナビゲーター
ロウさん・ハチ・カブちゃん、3台と暮らす運営者の体験を、わたしの目線でお届けしてるよ!
執筆・編集: GARAGE 3 編集部
ミツキのこと、もうちょっと詳しくは → GARAGE 3について







