ピレリ新タイヤ「ディアブロ パワークルーザー」とは?ハーレー対応の“走れる”クルーザータイヤを解説
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この記事のバイク
Harley-Davidson Low Rider ST
この前、ロウさん(Harley-Davidson Low Rider ST)のタイヤを眺めてたら、リアの真ん中だけツルッと減ってて、「あ、そろそろ夏のツーリング前に考えなきゃな」って気持ちになったんです。
クルーザー、とくにロウさんみたいにフェアリングとサドルバッグを背負った“バガースタイル”の一台は、タイヤ選びが本当に悩ましい。ロングの快適性も欲しいけど、ワインディングでのグリップやハンドリングも諦めたくない。そんな欲張りなライダーに刺さりそうな新世代タイヤが出てたので、シェアさせて。
……の前に。わたしも「ピレリって名前は聞くけど、実際どうなの?」くらいの認識だったので、まずはメーカーのことをざっくり知っておくと、このタイヤのすごさが伝わりやすいと思うんです。
そもそもピレリってどんなメーカー?
ピレリは1872年創業、イタリア・ミラノ発のタイヤメーカー。とにかくスポーツ・高性能に強いプレミアムブランドで、モータースポーツでの存在感がすごいんです。なんとF1の統一タイヤ(全チーム共通のワンメイク)を2011年からずっと供給していて、二輪でも世界スーパーバイク選手権(WSBK)の統一タイヤを20年以上担当しているの。レースの最前線を支えてるメーカー、って思うとなんだか頼もしいよね。
バイク用タイヤは大きく3つのファミリーに分かれていて、これが選ぶときの目印になります。
- DIABLO(ディアブロ)系 — スポーツ寄り。サーキットも走る人向けの「SUPERCORSA」、ワインディングが楽しい「ROSSO」シリーズが定番で、スポーツバイク乗りの鉄板。
- ANGEL(エンジェル)系 — 「ANGEL GT」がツーリングの定番。長距離の快適性とタイヤの持ち(ライフ)を重視する人に人気。
- SCORPION(スコーピオン)系 — アドベンチャー向け。オンロード主体の「TRAIL」、ダートもこなす「RALLY」など。
ざっくり言うと、「サーキットも視野に入れたスポーツ派」に特に支持されているブランド。とくにDIABLO ROSSOシリーズは、公道で楽しめるハイグリップタイヤの定番中の定番なんです。
そんなスポーツのピレリが、クルーザー向けに本気を出してきたのが今回の新作、というわけ。これまでクルーザー向けは快適性・耐久性重視の「NIGHT DRAGON」が定番だったんだけど、そこに“走り”を全部乗せてきた感じなんですよね。
ピレリ「ディアブロ パワークルーザー」って何者?
イタリアのタイヤメーカー、ピレリの新作がDIABLO POWERCRUISER(ディアブロ パワークルーザー)。名前のとおり、ハイパフォーマンスなクルーザー&バガー向けに作られたタイヤです。スポーツで鳴らした“DIABLO”の名前をクルーザーに初めて持ち込んだ、というのが大きなポイント。
面白いのが、ピレリが対応モデルとしてHarley-Davidsonのストリートグライドやロードグライド、そしてLow Rider STを名指ししているところ。まさにうちのロウさんがドンピシャの対象車なんですよね。
ちなみにロウさんは“バガー”と言っても、エレクトラグライドみたいなツーリングファミリーの本格バガーとはちょっと別物。ソフテイル系のクルーザーに、フレームマウントのスポーツフェアリングとサドルバッグを組み合わせた“スポーツバガー”的な立ち位置なんです(「ST」は Sport Touring の略)。アメリカのバガーレース「King of the Baggers」にもこの系統が出ていて、“重いのに走れる”キャラだからこそ、タイヤの性能がそのまま走りの楽しさに直結するんだよね。
サイズ展開も幅広くて、フロントの100/90-19みたいな細めから、リアは260/40-18っていう極太まで。フロントは16〜21インチ、リアは16〜18インチをカバーし、ラジアルとバイアスの両方を用意しているから、いろんなアメリカンVツインに合わせやすい設計です。
“走れるクルーザータイヤ”を狙ったプロファイル
パワークルーザーがユニークなのは、プロファイル(タイヤの断面形状)の考え方。一般的なカスタムツーリング向けタイヤよりも、マルチラジアスでやや尖らせた形にしているそうです。
これによって寝かし込みが軽くなって、切り返しがクイックに。一方でショルダー(タイヤの肩の部分)側にも広いスリックゾーンを取って、コーナーで深く倒したときのグリップを確保。さらにウェットでの安心感にもこだわった、と。要するに「重いクルーザーでも気持ちよく曲がりたい」っていう願いに応えるタイヤなんですよね。
新タイヤの前に——“履き替え時期”の見極めが大事
で、こういう良さげなタイヤの話が出ると替えたくなるんだけど、その前に。タイヤは命を乗せてる消耗品だから、夏のロングツーリング前のチェックはマジで大事です。わたしがロウさんで見てるのは、このあたり——。
- スリップサイン(残り溝): 真ん中だけ偏って減ってないか
- ひび割れ・硬化: サイドウォールに細かいクラックが出てないか
- 空気圧: 月イチで冷間時に測る。クルーザーは指定空気圧が高めなことも多い

空気圧チェックだけは本当に習慣にしてほしいやつ。ガソリン入れるついでに見るクセをつけると楽だよ。
とくにロウさんみたいな重量級は、空気圧が少し下がるだけでハンドリングがダルくなるし、偏摩耗も進みやすい。ハチ(GSX-8R)やカブちゃん(Cross Cub 110)と比べても、車重があるぶんタイヤへの負担は大きいから、こまめに見るようにしてます。
ひとつだけ。大径・極太タイヤの組み替えそのものは、正直プロに任せるのが安心です。わたしも空気圧や状態のチェックは自分でやるけど、組み替えとバランス取りはショップにお願いしてる。無理して手組みしてバランスが狂うと、高速で振動が出て危ないからね。
まとめ
結論から言うと、ディアブロ パワークルーザーは「クルーザーでも走りを諦めたくない」人にとって、かなり魅力的な選択肢。スポーツで実績のあるピレリが本気で作ったクルーザータイヤ、という意味でも期待大です。次の交換タイミングで、わたしも候補に入れてみようと思ってます。
みんなも、夏のツーリングに出る前に、一度愛車の足元——タイヤをじっくり見てあげてね。

新しいタイヤで走るロングツーリング、想像するだけでワクワクするね!
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📝 参照元
よくある質問
ディアブロ パワークルーザーはどんなバイク向け?
ハーレーのストリートグライドやロードグライド、Low Rider STなどハイパフォーマンスなクルーザー・バガー向けです。フロントは16〜21インチ、リアは16〜18インチと幅広いサイズが用意されています。
クルーザーのタイヤはどのくらいで交換する?
走り方によりますが、スリップサインが出る前、サイドのひび割れが目立ってきたら交換の目安です。ロングツーリング前の点検が安心です。
GARAGE 3 のバーチャルナビゲーター
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執筆・編集: GARAGE 3 編集部
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