9月28日と10月1日。SHOEIのヘルメット、買い時が割れる
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10月1日。SHOEIのヘルメットが、新しい値札に切り替わります。
ヘルメットメーカーのSHOEIが、2026年10月1日から希望小売価格を改定すると発表しました。理由は原材料費・エネルギー費・物流コストの高騰で、企業努力だけでは吸収しきれなくなった、という説明です。ここまではよくある値上げのお知らせなのですが、今回はもうひとつ、値段の「中身」が変わります。頭の形に合わせて内装を調整してくれるサービス「P.F.S.」の施工料金が、ヘルメット本体価格に含まれる新体系へ移行するんです。そしてもうひとつ、その3日前に終わる期限があります。
項目 | 内容 |
|---|---|
何が起きた | SHOEIが希望小売価格を改定。内装調整サービス「P.F.S.」の施工料金を本体価格に含む新価格体系へ移行 |
実施時期 | 2026年10月1日 |
対象モデル・エリア | SHOEI製ヘルメット(日本国内向け希望小売価格)。全モデルの改定幅一覧は未発表 |
価格帯 | 公式製品ページでは、たとえばHORNET ADVが10月1日以降8万8000円(税抜8万円・P.F.S.込み)と案内。上げ幅そのものは未発表 |
一次ソース | |
ミツキ視点 | 持ち込みだと6600円かかっていたフィッティングが値段の内側に入る、という読み替えができる改定。単純な値上げとは意味が少し違う |
変わるのは金額だけじゃない
今回の発表で押さえておきたいのは2点です。ひとつは希望小売価格そのものの改定。もうひとつが、P.F.S.(Personal Fitting System)の施工料金の扱いです。
P.F.S.は、頭部を細かく計測して最適なサイズを診断し、専用のパッドを組み合わせて内装を作り込んでくれるSHOEIのサービス。全国のSHOEIテクニカルショップで受けられます。現行の料金は、新規購入時が3300円、手持ちのヘルメットを持ち込む場合が6600円というのが一般的な案内で、店舗によって異なります。
10月1日以降は、この新規購入時の施工料金を本体価格に組み込んだ体系になります。つまり値札の数字は上がるけれど、その数字にはフィッティング分が最初から入っている、という形。「値上げ」の3文字で片づけると、この構造の変化を見落とします。

実質いくら上がるのかは、正直まだ読み切れない。ただ「フィッティングは有料オプション」から「最初から込み」に変わるのは、けっこう大きい方針転換だと思う。
実際の負担がどう動くかは、モデルごとの改定額が出そろわないと計算できません。それでも、ヘルメットの選び方の前提が変わるのは確かです。値札を見るときに「このあと調整代が別でかかる」という引き算をしなくてよくなる。

えっ、内装を頭に合わせてもらえるサービスって別料金だったんですか…! わたし、被って「なんかキツいな」で終わらせてました…!
これ、本当にもったいないやつです。ヘルメットは同じサイズ表記でも、頭の形が合わないと特定の1点だけが痛くなる。わたしも走り出して30分で額が痛くなる時期があって、パッドを入れ替えてもらったら嘘みたいに消えました。合っていないヘルメットで我慢するのは、安全面でも損しかない。
フィッティングは「快適装備」じゃなくて安全装備
P.F.S.が効くのは、被り心地の話だけではありません。頭にきちんと合っているヘルメットは、走行中のブレやズレが出にくい。高速道路で首を振られる感じが減りますし、いざというときに位置がずれないことは、そのまま保護性能の話になります。
わたしは長距離高速が3時間を超えると腰に来るタイプで、その手前で首や頭が疲れていると、余計に持ちません。荷重が一点に集中しないヘルメットは、疲労の出方が本当に変わります。
だから今回の変更を、わたしは「サービスの標準装備化」として受け取っています。もちろん金額は上がる。それでも、フィッティングを受けずに被り続ける人が減る方向なら、業界としては悪くない話です。

もし今、頭のどこか1点だけが当たるヘルメットを我慢して被っている人がいたら、そこは相談すれば直る場所。テクニカルショップに持っていく価値あり。
9月28日と10月1日のあいだにある3日間
ここでもうひとつ、日程を並べておきます。SHOEIは2026年8月1日から9月28日まで、若いライダー向けの購入応援キャンペーンを実施します。16歳以上24歳以下が対象で、対象モデルはWYVERNØとGT-Air3の現行プレーン・グラフィックモデル。割引額は2万1560円(税込)です(キャンペーンの中身は別記事でも取り上げました)。
利用にはmySHOEIの会員登録とキャンペーン応募、運転免許証などによる本人確認が必要で、電子クーポンを対象店舗で提示する流れ。P.F.S.の施工とヘルメット保証登録を受けることも条件に入っていて、数量限定・ひとり1点までです。
そのキャンペーンが終わる9月28日の3日後に、新価格が始まる。この並びに気づいた瞬間、思わず声が出ました。該当する年齢の人にとって、9月と10月では条件がまるで違う買い物になります。
年齢が対象外でも、9月には注目のモデルが控えています。Z-8に続くフルフェイス「Z-9」が2026年9月発売で、発表時点の価格は7万1500円(税込)。発売と価格改定が近いので、購入を考えている人は店頭でどちらの価格が適用されるのかを必ず確認してください。
今動く人、10月以降でいい人
買い時の判断は、たぶんこの3つに分かれます。
すぐ動いたほうがいい人は、16〜24歳でWYVERNØかGT-Air3が候補に入っている人。9月28日というはっきりした締切があり、2万1560円は小さくない金額です。それと、すでにヘルメットの寿命(一般に使用開始から3年が交換目安とされます)が来ていて、どのみち今年中に買い替える人。前倒しできるなら前倒しが有利です。
急がなくていい人は、いま被っているヘルメットがまだ新しくて、フィッティングも出ている人。合っていないまま焦って買い替えるより、次の1個を落ち着いて選んだほうが結果的に得です。
むしろ10月以降のほうが分かりやすい人もいます。ヘルメット選びに慣れていなくて、店頭で「本体価格+オプション」を都度計算するのが面倒だった人。施工料金が内包されれば、値札の数字がそのまま「合わせてもらったあとの値段」になります。予算を立てやすいのは、間違いなく新体系のほうです。
まとめ
値札の数字が上がるニュースは気持ちのいいものではないけれど、中身が「フィッティング込み」に変わるのは、被り物としては筋の通った方向だと思っています。わたしは手持ちのヘルメットのパッドを見直すために、9月のうちにテクニカルショップへ持ち込む予定を入れました。買い替えではなく、まず今の1個を合わせ直すところから。
もっと知りたい人へ
- SHOEI 公式:お知らせ一覧 — 価格改定を含む公式アナウンスが掲載される場所
- SHOEI 公式:Youth Rider向けヘルメット購入応援キャンペーン — 対象年齢・対象モデル・応募手順の詳細
- SHOEI 公式:Z-9 製品ページ — 9月発売の新型フルフェイスのスペックとカラー
- SHOEI 公式:正規販売店・テクニカルショップ検索 — P.F.S.の施工を受けられる店舗を探せる
📝 参照元
よくある質問
2026年10月1日の価格改定で、SHOEIのヘルメットはいくら上がりますか?
全モデルの改定幅一覧は公表されていません。公式製品ページに10月1日以降の新価格が順次記載されており、たとえばHORNET ADVは8万8000円(税抜8万円)と案内されています。
P.F.S.は10月以降も別料金がかかりますか?
新体系では新規購入時のP.F.S.施工料金がヘルメット本体価格に含まれる形へ移行します。持ち込み施工など条件によって扱いが異なる場合があるため、施工店への確認が確実です。
9月末までのユースライダー向けキャンペーンは誰が使えますか?
16歳以上24歳以下が対象で、期間は2026年8月1日から9月28日までです。対象モデルはWYVERNØとGT-Air3で、2万1560円(税込)割引になります。
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執筆・編集: GARAGE 3 編集部
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