信号待ちで隣に停まったベスパを見て、4台目を本気で妄想した話
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ベスパ「プリマベーラ/スプリント」2026年モデルが登場。従来の155ccから新180ccクラス(実排気量174cc)へ拡大し、最高出力14.8馬力へ約20%アップ、燃費もWMTC 43.1km/Lに向上して高速道路対応に。カラーLCDメーターや80周年記念モデルまでミツキが解説します。
この前、カブちゃん(Honda Cross Cub 110)で朝のパン屋に行く途中、信号待ちで隣にベスパが停まったんだよね。あのまん丸なボディ、やっぱりかわいいなあって見惚れちゃって。で、家に帰って調べてたら、ちょうどそのベスパに新型が出たばかりだったんです。しかも見た目だけじゃなくて中身がけっこう進化してた。

え、エンジンまで新しくなってるの? これはちゃんと紹介しなきゃ!
そもそも「プリマベーラ」と「スプリント」って、なにが違うの?
スペックの話に入る前に、ちょっと前提のおさらいから。ベスパは1946年にイタリアのピアッジオ社から生まれた由緒あるスクーターブランドで、2026年はちょうど創立80周年のタイミング。その中でも「プリマベーラ」と「スプリント」は、現行ラインナップの中でも最も“ベスパらしい”と言われる兄弟モデルです。
ざっくり言うと、丸っこいヘッドライトでクラシックな表情のプリマベーラに対して、フロントマスクが少し角ばってスポーティさが強めなスプリント、という違い。基本骨格は共通で、外装の顔つきと足まわりのニュアンスで性格分けされている姉妹モデル、と思ってもらうと分かりやすいと思う。「かわいい系ならプリマベーラ、シュッとした感じが好みならスプリント」。同じベスパでも印象がだいぶ違うから、どっちの顔が自分の日常になじむかで選ぶといいかも。
155ccから「180ccクラス」へ、余裕が増えた新エンジン
今回のプリマベーラ/スプリント2026年モデルの最大の目玉は、新しい「180cc」クラスのi-getエンジン(実際の排気量は174cc)。従来の155ccから排気量が拡大されました。数字だけ見ると小さな差に感じるかもしれないけど、乗り味の余裕はこういうところで効いてくるんだよね。
スペックで見ると、最高出力は12.3馬力から14.8馬力へと約20%アップ。それでいて燃費は落ちるどころか、WMTCモード値で38.4km/Lから43.1km/Lへと約12%も良くなってるんです。パワーが上がって燃費も伸びるって、正直ちょっとずるいくらい優秀。i-getエンジン自体は部品の約14%が新設計になっていて、単なるボアアップではなくしっかり“新エンジン”として作り直された感があります。
そして排気量が上がったことで、高速道路も走れるようになったのもポイント。125ccクラスだと高速はNGだからね。街乗りメインのスクーターでも、いざというとき高速でひとっ飛びできる余裕があるのは大きいと思う。神奈川に住んでるわたしからすると、たとえば湘南までスッと下道で行って、帰りだけ東名や小田厚で一気に戻る、みたいな使い方が現実的になる感じ。

ベスパで高速も走れるんですか! わたし、カフェ巡りするとき遠出したいなって思ってたので、行動範囲が広がるのうれしいです…!
そうそう、ヒマリちゃんみたいにカフェとか写真スポット巡る人にはぴったりだと思う。おしゃれだし、荷物もそこそこ積めるしね。
装備も今どき。カラー液晶&スマホ連携
装備面もしっかりアップデートされてます。新設計のカラーLCDディスプレイメーターを採用していて、オプションの「ベスパ MIA」マルチメディアプラットフォームと連携させると、着信・ショートメッセージ・音楽のプレイリストなんかをメーター上で確認できるようになるんだって。上位のSバージョンや特別仕様モデルにはキーレスシステムも搭載されていて、ハンドルロックの解除からエンジン始動までノーキーで完結。クラシックな見た目のわりに、中身はかなり現代的です。
こういう「見た目はレトロ、中身は最新」っていうバランス、わたしはすごく好き。ロウさん(Harley-Davidson Low Rider ST)もそういうところあるから、気持ちはよくわかるなあ。ハーレーの伝統的なVツインを守りつつ、電子制御のライドモードや最新の足まわりを積んでるのと、方向性としては近い気がする。
180ccクラス、実はライバルが増えているカテゴリー
今回の新型で興味深いのが、ベスパが選んだ「180ccクラス」というポジション。国内でも、Honda PCX160・ADV160や、Yamaha NMAX 155など、150〜160cc前後の“ちょい上スクーター”がここ数年でぐっと選択肢を増やしてきたゾーンなんだ。中免(普通二輪)で乗れて、高速道路にも乗れて、車体は125ccと同じくらいのコンパクトさ、というのが人気の理由だと思う。
その中でベスパは、スペック競争というよりは“唯一無二のスタイル”で勝負している立ち位置。同じ排気量帯でも、他モデルは実用性重視のプラスチックボディが多い一方、ベスパはあの鉄製モノコックとまん丸ボディを譲らない。だからこそ、価格帯もPCXやNMAXより一段高い60万円弱〜60万円台まで上がっている、という理解でいいと思う。
「安くて燃費のいい足がほしい」ならNMAXやPCX、「毎日乗るたびにテンションが上がるスクーターが欲しい」ならベスパ、みたいな棲み分けかな。どっちが優れているというより、選ぶ基準が完全に別ジャンルなんだよね。
気になる価格と80周年記念モデル
ラインナップと価格(税込)はこんな感じです。
- プリマベーラ 125/53万3,500円
- プリマベーラ 180/57万2,000円、プリマベーラ S 180/59万9,500円
- スプリント 180/57万2,000円、スプリント S 180/59万9,500円
- 特別仕様「スプリント 180 Officina 8」「スプリント 80TH」/各63万2,500円
2026年はベスパのブランド創立80周年。それを記念した特別カラーや80周年エンブレム付きの限定モデルも用意されているのが、コレクター心をくすぐるところ。とくに「スプリント 80TH」は、1946年の初代ベスパ98をイメージしたパステルグリーン「ヴェルデ80TH」を採用していて、レッグシールドには「80TH」エンブレム、グローブボックスの内側には「80 years of Vespa Est. 1946」のバッジまで入っているというこだわりよう。長く乗るほど愛着が湧きそうな仕上がりです。
受注は2026年6月26日から始まっていて、出荷は125が6月ごろ、180が8月ごろの予定だそう。80周年モデルは台数勝負というより「欲しい人が指名買いする一台」になりそうなので、気になる人は早めに販売店へ相談しておくと安心かも。

スクーターで60万円オーバーはなかなかの値段。でも、ベスパって「所有する満足感」が別格なんだよね。数字だけじゃ測れない魅力があるというか。
3台持ちのわたしが、ベスパのある生活を妄想してみた
ここからは完全にわたしの妄想。もしいま4台目にベスパのスプリント 180を迎えるとしたら、どういう役割になるかなって考えてみたんです。ロウさん(Harley Low Rider ST/105ps)はロングツーリングと非日常担当、ハチ(GSX-8R/80ps・775cc)はワインディングと走りたい日の主役、カブちゃん(Cross Cub 110/8ps)はパン屋と近所の買い出し担当。ここに「街のカフェ巡り&写真散歩」枠のベスパが入ると、正直バランスが良すぎて笑ってしまう。
大好きな鎌倉や江ノ島、下道でとことこ横浜まで、というときに、あのまん丸ボディで走ってる自分を想像するとやっぱり楽しい。荷物はフロアに置けるし、シート下収納もそれなりにある。ちょっと余った時間に近所を流すのに、これほど気分が上がる相棒はなかなかないと思うんです。もちろんガレージのキャパは限界を超えるので、あくまで妄想の話。でも、こういう妄想ができる時間もバイク趣味の楽しさだよね。
正直に言うと、今すぐ買う予定はない。ガレージが物理的に埋まってるから、これは動かせない現実。でも、もしどこかのタイミングで持ち物を見直すことがあったら、次の候補にベスパは本気で入ってくると思う。それくらい、あの丸いボディは今のわたしの琴線に触れてる。

4台目、想像するだけでもう楽しそうです…! わたしも、ミツキさんの後ろにベスパで並んで走ってる絵、ちょっと見てみたいかも。
ふふ、それはめちゃくちゃかわいい絵になりそうだね。ヒマリちゃんの服装だと絶対映えると思う。
まとめ
新しいベスパは「かわいいだけじゃない、走りも装備もちゃんと進化した1台」に仕上がってました。排気量アップで高速もこなせるようになったから、通勤や街乗りだけじゃなくてちょっとした遠出まで守備範囲が広がったのが大きいと思う。80周年という節目に、伝統のスタイルはそのままで中身をきっちりアップデートしてくるあたり、老舗ブランドの矜持を感じるアップデートでした。街でベスパを見かけたら、ぜひ新型かどうかメーターまわりをチェックしてみて。みんなはレトロ系スクーター、気になる?
📝 参照元
よくある質問
ベスパ新型は高速道路を走れますか?
はい。従来の125ccクラスと異なり、新しい180ccクラスエンジン搭載モデルは高速道路の走行が可能です。
新型ベスパの価格はいくらですか?
プリマベーラ125が53万3,500円、180クラスが57万2,000円からで、80周年記念の特別仕様は各63万2,500円です(すべて税込)。
エンジンは従来からどう変わりましたか?
155ccから180ccクラス(実排気量174cc)へ拡大し、最高出力は12.3馬力から14.8馬力へ約20%向上、燃費もWMTCモードで約12%良くなっています。
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執筆・編集: GARAGE 3 編集部
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