ホンダCB1000GT、欧州で発売開始——遅延の理由と日本発売日・価格の最新予想
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目次
この記事のポイント
ホンダCB1000GT続報。英国で2026年7月からディーラー入荷が始まり価格は£11,999の競合最安、欧州大陸はフランス€13,999など国により異なる。遅延の理由はホーネット系999ccエンジンのオイル消費問題への恒久対策優先だった。MCNレビューは5点満点。日本は未発表だが2026年秋〜年末の正式発表、200万円台前半〜中盤を予想(個人の見立て)。
ホンダCB1000GTの日本発売を待っているみんなに、やっと大きな続報です。5月に「日本発売日はいつ?延期の背景と現時点で分かっていること」という記事を書いたときは、正直「待つしかない」状況でした。そこから2ヶ月、状況がはっきり動きました。
ポイントは3つ。
- 英国で2026年7月からディーラー店頭に並び始めた(価格は£11,999)
- 遅延の理由が判明した(エンジンのオイル消費問題への恒久対策を優先)
- 欧州メディアの評価が出そろった(英MCNは5点満点の評価)
この記事では続報を整理したうえで、日本発売日と価格の見立てを最新版に更新します。
英国で7月から発売開始——価格は£11,999
英国のバイクメディアMCN(Motor Cycle News)の報道によると、CB1000GTは2026年7月から英国のディーラーに入荷が始まる——とMCNが6月に報道。実際に7月末現在、英国の販売店には£11,999での車両掲載が並び、ホンダUK公式サイトでは購入キャンペーンも動いています。欧州大陸の価格は国によって異なり、フランスで€13,999、ドイツで€14,429(配送費込み)などと報じられています。
当初は2026年初頭の発売が見込まれていたので、およそ半年遅れでの発売開始。でも、この遅れにははっきりした理由がありました。
遅延の正体——エンジンのオイル消費問題と、その恒久対策
MCNの報道(2026年6月11日)によると、遅延の主因はベース車のCB1000ホーネット系999cc直列4エンジンで発生した「過度なオイル消費」問題です。ピストンとピストンリングの仕様に起因して、オイルが燃焼室に入り込む可能性があったとされています。
ホンダはこの問題に対して、GTの発売よりも恒久対策の確立を優先する判断をしました。さらに対策部品の供給に時間がかかり、中東情勢による海上輸送の遅延も重なった——というのが報じられている経緣です。

遅れは残念だけど、問題を直してから出すって判断はむしろ信頼できる。日本に来るときは対策済みエンジンで来るってことだから。
買う側の目線で見れば、これは安心材料でもあります。日本導入が遅れているのも、同じエンジン対策の影響と考えれば辛抱強く待てる話です。
欧州メディアの評価——MCNは5点満点、最大の武器は価格
先行試乗をもとにしたMCNのレビューでは、CB1000GTは総合評価5/5(満点)。走行性・エンジン・信頼性・装備・価格の各項目すべてで満点という、かなり異例の高評価です。電子制御サスペンション(SHOWA EERA)による快適性と安心感、スポーツ性能と実用性の両立が高く評価されています。
そして見逃せないのが価格設定。英国での競合との比較はこうなっています。
モデル | 英国価格 |
|---|---|
ホンダCB1000GT | £11,999 |
カワサキVersys 1100 | £12,849 |
スズキGSX-S1000GX | £14,999 |
BMW S1000XR | £18,545 |
電子制御サス、クイックシフター、グリップヒーター、クルーズコントロールを標準装備したうえで、このクラスの英国最安値を付けてきたわけです。ホンダが「価格で勝ちに行く」姿勢を鮮明にしたと見てよさそうです。
気になる点も正直に
レビューでは指摘も出ています。時速120マイル(約193km/h)超の領域でわずかなフロントの振れが出たという報告です。とはいえ日本の公道では縁のない速度域なので、国内での実用上の懸念にはならないと見ています。オイル消費の件は前述のとおり、恒久対策を待っての発売という形で決着済みです。
スペックおさらい
- エンジン:CB1000ホーネット系999cc水冷直列4気筒(欧州仕様150PS/110.1kW)
- 車両重量:229kg
- 燃料タンク:21L(ホーネットの17Lから増量。航続距離重視)
- 足まわり:電子制御サスペンション SHOWA EERA+6軸IMU
- 装備:クイックシフター、グリップヒーター、クルーズコントロール、5段階調整式スクリーン、パニア対応設計
詳しい解説は前回の記事にまとめてあるので、初めての人はそちらからどうぞ。
で、日本はいつ?いくら?——最新の見立て
日本の正式発売日・価格は、2026年7月時点でも未発表のままです。ただ、見立ての材料は増えました。
- 遅延の原因だったエンジン問題は恒久対策が確立し、欧州で発売が始まった。国内アナウンスを妨げていた最大の要因が解消に向かっています
- 東京モーターサイクルショー2026で市販予定車として日本初公開済み。日本導入の方針自体は明確です
- 欧州では競合最安の戦略価格。国内価格も強気の設定を期待したくなる材料です
ここからはわたしの個人的な見立てですが、欧州で7月に発売が始まった流れを踏まえると、日本では2026年秋〜年末にかけて正式発表があってもおかしくないタイミングだと思っています。価格は、前回記事で書いた200万円台前半〜中盤の予想を維持しつつ、欧州の戦略価格を見ると前半寄りに期待が持てそう——というのが正直なところ。いずれも公式発表ではないので、続報が出たらすぐに更新します。

英国でVersysより安いのは想定外だった。この強気な値付けのまま日本に来てくれたら、本気で悩むことになりそう。
まとめ——「待ち」の性質が変わった
5月時点の「いつ出るか分からない待ち」から、「欧州で売り始めたので日本の発表を待つだけ」に変わったのが今回の大きな前進です。遅延の理由も判明し、しかもそれが「直してから出す」という誠実な対応だったと分かったのは、むしろ好材料でした。
ロングツーリングでの腰の不安を電子制御サスがどこまで消してくれるのか。日本仕様の発表と試乗車の配備を、引き続き追いかけます。
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📝 参照元
よくある質問
CB1000GTの日本発売日は?
2026年7月時点で未発表です。ただし遅延の原因だったエンジン問題の対策が確立して欧州では7月から発売が始まっており、日本も2026年秋〜年末に正式発表があってもおかしくないと見ています(個人の予想です)。
CB1000GTの発売が遅れた理由は?
ベースのCB1000ホーネット系999ccエンジンでオイル消費問題(ピストンリング仕様に起因)が発生し、ホンダが恒久対策の確立を優先したためです。部品供給の遅れと中東情勢による海上輸送遅延も重なりました(英MCN報道)。
欧州での価格は?
英国£11,999。欧州大陸は国により異なり、フランス€13,999・ドイツ€14,429などと報じられています。英国ではカワサキVersys 1100(£12,849)やスズキGSX-S1000GX(£14,999)を下回る競合最安の設定です。
オイル消費問題のあるエンジンを買って大丈夫?
CB1000GTは恒久対策の確立を待って発売された経緣があり、対策済みの状態で市場に出ています。問題を直してから出すことを優先した対応は、むしろ安心材料と言えます。
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