グローブのまま締め直せる。RSタイチRSS016は防水ハイカットで2万4970円
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アールエスタイチのライディングシューズ「RSS016 DRYMASTER ストライカー シューズ」の全5色が揃いました。24,970円で、防水透湿素材ドライマスターとBOAフィットシステム、くるぶし・つま先・かかとのプロテクターを備えます。
去年、雨具を用意しないままツーリングに出て、降られてから慌てて買い足したことがあります。選ぶ時間もなくて、その場にあったものを掴んだ格好でした。上は何とかなったんですが、どうにもならなかったのが足元で、靴の中が濡れたまま帰ってくることになりました。
以前、雨の日に先に音を上げるのは視界じゃなくて手元だという話を書いたことがあります。あれは今でもそう思っているんですが、足は足で別枠でつらい。乾く見込みがないまま何時間も付き合うことになるからです。
もともと雨の日のライディングが苦手なわたしにとっては、どちらも避けたい。そんなところに、アールエスタイチから防水のライディングシューズが全5色揃ったというニュースが来たので、じっくり見てみます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何が起きた | アールエスタイチのライディングシューズ「RSS016 DRYMASTER ストライカー シューズ」が全5色揃い、本格展開に入った |
| 発売時期・実施時期 | 2026年2月に製品発表。一部カラーが先行して発売され、2026年8月に全5色が出揃った |
| 対象モデル・エリア | 日本国内向け。全国のバイク用品量販店と各社WEBショップ |
| 価格帯 | 24,970円(税込・希望小売価格) |
| 一次ソース | タイチ公式通販:RSS016 DRYMASTER ストライカー シューズ |
| ミツキ視点 | サイズ展開が色ごとに違うので、色から決めると足のサイズで詰む可能性がある |
靴紐をやめた理由は、たぶんグローブにある
RSS016でいちばん分かりやすい特徴が、靴紐ではなくBOA®フィットシステムを使っていることです。ダイヤルを回すとワイヤーが締まり、引っ張れば一気に緩む方式です。
公式の説明で目を引いたのが、グローブを着けたままでも素早く調整できるという点でした。これ、実際に効くのは走り出したあとだと思います。信号待ちで「ちょっときつい」と思ったとき、紐だとグローブを脱いで、しゃがんで、結び直して、という手順になる。ダイヤルなら跨ったまま指先で回せます。
あわせて履き口がV字型にカットされていて、歩いたときの足首のストレスを減らしてあるとのこと。ツーリング先で降りて歩く時間が長い人ほど、この差は効いてきます。

紐って結局、朝いちばんで結んだ強さのまま1日過ごしちゃうんだよね。途中で調整できるって、地味だけどかなり嬉しい。
守っているのは、くるぶし・つま先・かかと
足を守るまわりの構成を、公式の記載どおりに整理するとこうなります。
- インナープロテクター: くるぶし、つま先
- アウタープロテクター: かかと、つま先
- シフトガード: 左足のシフトペダルが当たる位置に配置
- ハイカット: くるぶしまで覆う高さで、転倒時に脱げにくい形状
つま先だけ内外の二重になっているのが分かります。あと個人的に大事だと思っているのが、最後の「脱げにくい」です。ローカットのスニーカーで転ぶと、足だけ先に靴から抜けることがある。そうなるとプロテクターが何個付いていても関係なくなってしまいます。

わたし、まだ普通のスニーカーで乗ってるんです…! 脱げちゃうことがあるって、考えたこともなかったです。
ヒマリちゃんみたいに乗り始めたばかりの頃って、まず上半身の装備から揃えることが多いと思います。ジャケットとグローブとヘルメット。下半身の装備まで来てもまだ足元は後回しになりがちですが、シフトもリアブレーキも足で操作しているので、実は消耗も接触もいちばん多い場所です。

ここが落とし穴。サイズ展開は色ごとに違う
ニュース記事だと「サイズは23.0〜29.5cm」とまとめて書かれていることが多いのですが、公式サイトを見ると、これはあくまで全色を合わせた最大幅でした。実際は色によって展開が違います。
| カラー | サイズ展開 |
|---|---|
| BLACK | 23.0〜29.5cm |
| SUEDE GRAY/CYAN | 23.0〜28.5cm |
| GRAY/WHITE | 23.0〜28.0cm |
| DARK BROWN | 25.0〜28.5cm |
| BLACK/RED | 25.0〜28.0cm |
つまり23.0〜24.5cmの人が選べるのは3色、29.0cm以上の人はBLACKの一択ということになります。足が小さめの女性ライダーと、大きめの男性ライダーの両端が、色で先に絞られる構造です。

ここ、順番が大事。色を決めてからサイズを探すんじゃなくて、自分のサイズがある色を先に確認したほうが早いよ。
「新発売」ではなく、半年かけて全色が揃った話
もう一つ、見出しだけ追っていると分かりにくい部分があります。RSS016は、ここ数日でいきなり出てきた新製品ではありません。
タイチ公式のニュースリリースは2026年2月付です。そこから一部のカラーが先行して売り場に並び、残りが揃って本格展開に入った、というのが今回の発表の中身になります。つまり半年ほどかけて、少しずつ店頭に増えてきた製品ということです。
これが分かっていると、買い方が少し変わります。「発売直後だから在庫が薄いかも」ではなく、「先行していた色はサイズがもう動いているかもしれない」という読み方になるからです。狙いの色とサイズがあるなら、確認は早いほうがいいと思います。
買う人と、いったん見送っていい人
24,970円は、ライディングシューズとしては中位から少し上の価格帯です。判断しやすいように切り分けます。
- 向いている人: 通勤や通学で毎日乗る人/雨に降られる前提で装備を組みたい人/ツーリング先でよく歩く人/グローブを外さずに調整したい人
- いったん見送っていい人: 晴れの日の週末しか乗らない人/すでに防水のライディングシューズを持っている人/まず予算を抑えて足元を保護したい人
最後の「予算を抑えたい」に当てはまるなら、同じ防水でもう少し手前の価格帯から入る手もあります。逆に同じアールエスタイチのドライマスター系で兄弟モデルを見比べてから決めるのも、失敗しにくいやり方だと思います。
3台で使うと、減り方が全然違う
わたしはHarley-Davidson Low Rider ST(ロウさん)、Suzuki GSX-8R(ハチ)、Honda Cross Cub 110(カブちゃん)の3台に乗っていますが、シューズの傷み方は車体ごとにはっきり違います。
いちばんシフトガードが減るのは、街乗りでシフト操作の回数が多いカブちゃんです。ハチはフルカウルのスポーツポジションなので、わたしの感覚では足首の曲がる角度がそもそも違っていて、靴の内側の当たり方が変わります。ロウさんはミッドコントロールなので、また別の場所が擦れます。
1足を全部に使い回すなら、いちばん操作が多い車体を基準に選んでおくと後悔が少ないです。シフトガードが付いているかどうかは、そういう意味でも見ておきたいポイントになります。
まとめ
RSS016は、防水とBOAダイヤル、くるぶしまでの高さを24,970円にまとめた1足です。派手な機能というより、雨と転倒と歩きやすさという、地味に効く3つを同時に押さえにきた製品だと思いました。
買うつもりがなくても、いま履いている靴のくるぶしが守られているかどうかだけ、今日確認してみてください。わたしはあの濡れた帰り道で、足元を軽く見ていたことをようやく認めました。
もっと知りたい人へ
- タイチ公式通販:RSS016 DRYMASTER ストライカー シューズ — 全5色の写真とカラー別サイズ展開
- タイチ公式通販:フットウエア一覧 — ドライマスター採用の兄弟モデルとの比較
- RSタイチ公式:ライディングシューズ新商品のお知らせ — 製品発表時のリリース
よくある質問
RSS016のサイズはどの色でも同じですか?
いいえ。23.0〜29.5cmが選べるのはBLACKのみで、DARK BROWNとBLACK/REDは25.0cmからの展開です。色を決める前に、自分のサイズがある色を確認するのが確実です。
BOAフィットシステムは何が便利ですか?
ダイヤルを回すだけで締め具合を微調整でき、グローブを着けたままでも操作できます。走行中に締め直したくなったとき、靴紐のように結び直す必要がありません。
RSS016は雨の日に使えますか?
アッパー内部にタイチ独自の防水・透湿素材ドライマスターを採用しており、全天候での使用を想定した製品です。ただし浸水しない水深や時間を保証するものではないので、深い水たまりは避けてください。
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執筆・編集: GARAGE 3 編集部
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