国産フルカウル125は在庫限りに。ヤマハYZF-R125とMT-125が生産終了
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この記事のポイント
ヤマハがYZF-R125・YZF-R15・MT-125の国内向け生産を2026年7月に終了しました。スズキのGSX-R125もすでに生産終了しているため、国産メーカーが日本で新車販売するフルカウル125はこれでゼロになります。ヤマハに残るのはXSR125とXSR155です。
51万7000円、55万円、49万5000円。ヤマハのYZF-R125、YZF-R15、MT-125に付いていた値札です。この3機種が2026年7月に国内向けの生産を終えて、ヤマハ発動機の公式ページも「生産終了モデル。在庫につきましては、販売店にお問合せください」の表記に変わりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 何が起きた | ヤマハがYZF-R125 ABS・YZF-R15 ABS・MT-125 ABSの国内向け生産を終了 |
| 発売時期・実施時期 | 2026年7月に生産終了。公式サイトは「生産終了モデル」表記に切替済み(在庫は販売店へ) |
| 対象モデル・エリア | 日本国内向けの3機種。XSR125・XSR155は対象外で継続 |
| 価格帯 | YZF-R125 ABS 51万7000円 / YZF-R15 ABS 55万円 / MT-125 ABS 49万5000円(いずれも生産終了時点) |
| 一次ソース | ヤマハ発動機 公式:YZF-R125/YZF-R15 製品ページ |
| ミツキ視点 | XSR125とXSR155は残る。ヤマハは小排気量を「レーシー」から「ネオレトロ」のほうへ寄せた、と読める |
終わったのは3機種。実質はひとつの車体シリーズ
まず整理しておくと、生産終了になったのはこの3台です。
- YZF-R125 ABS(124cc・51万7000円)— フルカウルのスーパースポーツ
- YZF-R15 ABS(155cc・55万円)— 同じ車体に155ccを積んで、高速道路に乗れるようにした一台
- MT-125 ABS(124cc・49万5000円)— R125と同じエンジンのネイキッド
R125とMT-125は兄弟で、カウルが付いているかいないかの違い。R15はその車体の155cc版です。3機種というより、ひとつの車体シリーズがまるごと国内から抜けた、と言ったほうが実態に近いと思います。R125とR15が2023年10月16日、MT-125が同年11月10日の発売。どれもまだ新しい世代でした。

え、3台まとめて? 1台ずつ入れ替わるならわかるけど、シリーズごと引き上げるのはちょっと予想してなかった。
いちばん効くのは「フルカウルの125」が国産から消えること
ここからは、ニュースを読んだあとに自分で公式サイトを回って気づいた部分です。
R125が抜けると、国内メーカーが日本で新車として売るフルカウルの125ccが、ひとつも無くなります。
ずっと比較されてきたスズキのGSX-R125 ABS(45万3200円)は、スズキ公式の製品ページがすでに「生産終了」表記。ネイキッドのGSX-S125 ABS(42万200円)も同じく生産終了です。ホンダとカワサキは、そもそも日本国内でフルカウルの125を売っていません。R125は、気づかないうちに最後の1台になっていたわけです。
一方でネイキッドのほうは事情が違って、ヤマハのXSR125は継続販売中。原付二種そのものが縮んでいるというより、「125をレーシーに仕立てる」という枠だけが先に畳まれた、という形に見えます。

えっ、じゃあ「125ccでカウル付きのスポーツに乗りたい」って思ったら、もう中古を探すしかないんですか…?
国産にこだわるならそうなっちゃうね、というのが正直なところ。ただ輸入車まで広げると話は変わります。KTMのRC 125が46万円(GP仕様は46万9000円)で正規に買えて、124.7ccで15PS、シート高824mm。値段だけ見ればR125とほぼ同じ土俵にいます。「フルカウルの125に乗る」という選択肢自体が消えたわけではありません。
ヤマハに残るのは、ネオレトロのほう
今回の生産終了で、ヤマハの小排気量スポーツは XSRシリーズが軸になります。
- XSR125(124cc)— 継続販売。丸目ヘッドライトのネオレトロネイキッド
- XSR155(155cc・53万9000円)— 2026年6月30日発売。VVA付きの155ccで、高速道路も走れて車検はなし
並べてみると、R15が担っていた「125の車格のまま高速に乗れる」という役割は、XSR155がそのまま引き受けている格好です。XSR155についてはヤマハ「XSR155」国内発売!155ccネオレトロで高速も走れる相棒でも書きました。空いた穴、というより配置換えに近いのかもしれません。
ただ、フルカウルを「見た目が好きで」選ぶ人にとって、ネオレトロは代わりにならないんですよね。伏せたときにスクリーンの内側に収まる感じとか、あの前傾姿勢を含めて欲しいわけで。そこは正直に、選択肢が減ったと言っていいと思います。

わたしの1台目も、憧れと予算とサイズがまるで噛み合わなくて、まったく別のバイクになったんだよね。結果的にはそれで良かったんだけど、選べる幅は広いほうが絶対いい。
今からこのクラスが欲しい人の、4つの現実的な出口
「買おうと思ってた」という人向けに、取れる手を整理しておきます。
- 在庫を当たる — 公式が「在庫は販売店へ」と案内している以上、まだ新車が残っている店はあります。急ぐならここが最短
- 輸入車に広げる — フルカウル125ならKTM RC 125(46万円)。国産にこだわらないなら選択肢は生きています
- 155ccという別解 — XSR155(53万9000円)なら高速に乗れて車検なし。R15を検討していた人はここが素直な移行先
- 中古で待つ — R125/R15/MT-125はいずれも2023年秋の発売と新しいので、これから中古が出てきます。焦って高値をつかまない
わたし自身は3台で手一杯なので買いませんが、「見に行くなら在庫があるうちだけ」というのは事実として押さえておきたいところです。生産終了の発表から実車が店頭から消えるまでは、だいたいあっという間なので。
まとめ
ヤマハのYZF-R125・YZF-R15・MT-125が国内向け生産を終了して、スズキのGSX-R125もすでに生産終了。国産メーカーが日本で売るフルカウル125は、これで新車の棚から消えます。残るのはXSR125とXSR155、つまりネオレトロの側です。
わたしも今度の休みに、まだ在庫が残っている店があるか覗きに行ってみようと思っています。買わなくても、最後の1台がどんな顔をしていたかは見ておきたいので。
もっと知りたい人へ
- ヤマハ発動機 公式:YZF-R125/YZF-R15 — 「生産終了モデル」表記と価格・カラーの確認
- ヤマハ発動機 公式:YZF-R125/YZF-R15 主要諸元 — 排気量・出力・シート高・車両重量の一次データ
- ヤマハ発動機 公式:XSR125 — 継続販売される原付二種ネオレトロ
- ヤマハ発動機 公式:XSR155 — 高速道路に乗れる155cc。R15検討層の移行先
よくある質問
YZF-R125やMT-125はもう買えないのですか?
新車は在庫限りです。ヤマハ公式も「在庫につきましては、販売店にお問合せください」と案内しています。中古車の流通はこれからも続きます。
国産でフルカウルの125ccはもう残っていませんか?
国内メーカーが日本で新車販売するフルカウル125は無くなります。スズキのGSX-R125も生産終了済みです。輸入車ならKTM RC 125が46万円で正規販売されています。
YZF-R15の代わりになるモデルはありますか?
高速道路に乗れる155ccという点ではXSR155(53万9000円)が最も近い移行先です。ただしフルカウルではなくネオレトロネイキッドなので、スタイルは大きく変わります。
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